自由民主党 荒川区議会議員 中島 義夫
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二大基本柱は教育と地域
 子どもは国の宝です。その大切な子どもたちには、しっかりした教育が必要です。少子化が進む中で、荒川区の児童数は増加しています。しかし大正9年からスタートし行ってきた国勢調査で、平成27年の調査結果では初めて人口が減少しました。10年前から比べると約94万7千人も減少した結果となりました。
 私が小学校や中学校に通っていたころは、各学年で平均4クラスはありました。他の学校ではもう少し生徒数が多いところもあったと思います。しかし少子化の波は、いずれ荒川区にもくることは間違いないでしょう。2クラスから1クラスといった学校が増えてきます。子どもたちにとっては、人数がある程度多い環境で学んだほうか切磋琢磨し良いはずです。平成27年の法改正により、各区でも小中一貫校が認められるようになりました。数年前までは中高一貫という時代もありましたが、時の流れにより今後は小中一貫校が増え始めると思います。統廃合により母校が無くなる寂しさも当然ありますが、これからの時代を背負っていき世界で活躍できる可能性がある後輩たちのためなら致し方ないことではないでしょうか。
 例えば、ひとつの地域に2校の小学校と1校の中学校の計3校があるとします。
1校を建設すると約40億円の費用が掛かるとします。3校をそれぞれ別に建設すると合計で約120億円の財源が必要になります。そこで3校のうち中心部に位置する1校の敷地に小中一貫校を約50億円で建設し、差額の70億円を他の建設費用に運用する。また3校のうち2校の敷地が空くことにより、その空いた土地を有効活用することが可能になります。
 荒川区は広い土地が少なく、色々な施設を建設したくても有効に使える土地が無いという問題がありました。そこで3校を小中一貫校の1校に集結することにより、この土地問題も解決できると思います。そして空いた跡地に高齢者施設や総合運動場、また地域体育館建設なども可能になります。これからの時代は、伝統文化を重んじながらも発展的な構想も視野にいれ考えていかなければ、世界に通用する人材育成と時代に沿った区民対応ができないと思います。
二大基本柱は教育と地域
 次に地域問題として、私の住む西尾久地区は荒川区の西部に位置し、北区と隣接しています。西尾久7丁目のすぐ先には北区のJR尾久駅があり、西尾久8丁目のすぐ先には都電の停留所である北区の梶原駅があります。このように荒川区の西尾久地区と北区の昭和町や堀船地区は、区こそ違っておりますがひとつの街であります。地域循環バス(コミュニティバス)を各区独自で運行しようとすると区境を考えすぎてしまい、一体化しているこの地域を分断する構想になってしまいます。そこで荒川区と北区の共同で地域循環バスを運行すれば、JR尾久駅と都電の各停留所を経由し、舎人ライナーの熊野前駅まで循環させることにより、地元住民の利便性が高まることは間違いありません。
 また街並みや防災問題でも様々な課題があります。街のバリアフリー化も必要で大切なことですが、道を歩いていて必ず立ちふさがるのが電柱です。防災対策で荒川区は「ひとりの犠牲者も出さない」をスローガンに防災対策を進めております。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて都道は無電柱化工事を進めております。しかし荒川区は一歩外へ出てみると電柱と電線がたくさんあります。もし災害があったらどうでしょう。避難しようにも電柱が倒れ、電線が散乱している道路を安全に避難できるでしょうか。私はこの区道の無電柱化も行っていくべきと強く要望しております。
 震災時の流れは「自助、共助、公助」であると考えます。自分の身は自分で守る「自助」については、3日分の水と食料などは各自で準備し非常時に備えておく、「共助」は自分自身に余裕がある時には自宅の周りの方や地域の方々同士で助け合う、そして最後の「公助」は、やっと行政が助けに来る、そういった流れになると想定しています。
 他にも様々な対策を練らなければなりません。高齢者介護対策、障がい者対策、中小企業における支援対策、産業観光や地域振興など、また商店街の活性化については、私自身が元商店を経営していたこともあり、もっと商店街が賑やかになればよいと常々思っております。子どものころのような元気と活気ある商店街が荒川区に復活する構想も考えなくてはなりません。
 川越のような古い街並みの再現や、東北道の羽生パーキングエリアのように時代劇にタイムスリップしたような売店や土産店。また、京都ではとにかく辛い物しか売っていない商店街など、どうすれば人が集まり活気づくのか考えていかなければなりません。
 まだまだやりたい事や変えたい事がたくさんありますが、時代に沿った施策はもちろんのこと、多少破天荒なアイディアも施策に取り入れ、できることから少しずつでも進めていきたいと思っております。とかく仕事をするということは文句をいわれることで、褒められるために一番良いのは仕事をしないこと、しかしそれでは議員はつとまりません。批判を恐れず頑張りたいと思います。